◆事例
SNSがきっかけで知り合った相手から、「FX取引による投資話」を持ちかけられ、一部利益を受け取れたり、専門家を登場させるなどして信用させられて、複数回にわたり高額を振り込んだものの、引き出すことができない。
◇アドバイス
・FX取引は、多額の損失が生じるおそれがあるリスクの高い取引です。
金融商品について知識を得てから、しっかり検討しましょう。
・信用できる相手か? 金融庁に登録のある業者か? 必ず確認しましょう。
・セールストーク、広告を鵜呑みにしないようにしましょう。
・安易に個人情報や身元が分かる情報は渡さないようにしましょう。
・少しでもあやしいと思ったとき、不安に感じたとき、トラブルになったときは、
すぐに消費生活センターなどの相談機関や身近な人に相談してしましょう。
◆事例
・山梨県民生活センターには4月から18・19歳の契約に関するトラブル相談が
多く寄せられています。
・その一つに、新聞の定期購読をした19歳の方は「聞いていた内容が違っていた」
とキャンセルを申し出たが、契約を取消せなかった事例があります。
これは、改正民法施行前であれば未成年者取消権で解約できた事例です。
・県民生活センターでは契約は即決せず、慎重に。また、困ったときは一人で悩まず
県民生活センターなどの相談機関や身近な人に相談してほしいと呼びかけています。
*次のURLから直接山梨県県民生活センターHPにリンクできます。
https://www.pref.yamanashi.jp/kenminskt-c/shohi/main.html