屋根工事の点検商法トラブルが増えています。
山梨県内の消費者からも注意喚起の情報が寄せられています。
◇点検商法とは、「近所で行う工事の挨拶に来た」などと言って突然訪問し、「屋根瓦がずれているので点検してあげる」と言って点検した後、「このままでは台風や強風の時に瓦が飛んで近所に迷惑をかける」などと不安をあおって工事の契約をさせる手口です。
◇2022年度の屋根工事の点検商法の相談は過去5年で最も多く、2018年度の約3倍になっています。契約者の8割超が60歳以上で特に高齢者に注意して欲しいトラブルとして、注意を呼びかけています。
◆消費者へのアドバイス
・突然訪問してきた業者には安易に点検させないようにしましょう。
・屋根工事はすぐに契約しないで、十分検討した上で契約しましょう。
(家族や知り合いなど信頼できる人に相談したり、修理工事が必要な場合は、
地元の安心できる業者から、相見積もりを取りましょう)。
・保険金を利用できるというトークには気をつけましょう。
・少しでも不安を感じたら、すぐに行政の消費生活センター等に相談しましょう。
*消費者ホットライン「☎188(いやや!)」に電話すると、
最寄りの市町村や都道府県の消費生活センターに連絡できます。
・☎188は全国共通3ケタの電話番号です。覚えておきましょう。